わたしを見失うとき (自己同一化)
更新日:9月17日
わたしたちは、自分自身が頼りないとき
何か外の大きな存在に、自分を重ね合わせ
同じ存在だと見なし、思い込むことで
自分の弱さ、ちいささから逃避することがあります。
それは親を始めとし
恋人やパートナーといった他者
会社や、思想を同じくする組織・団体など
いずれの場合であっても
自分よりも大きく、確かで強い
存在の確実性を得られる「何か」です
多くの場合、自分自身が
「同一化」を行っていることには気付けておらず、これこそがわたし、と信じ込んでいます
信じていないと、自分自身が
自分の世界が崩れ落ちてしまうから。
いっとき、何かに頼り
信じきることも、必要であるかもしれません。
そのさきで、信じていた物事が
ーまぼろしであったと
ーだれかの個人的な思惑、意図に過ぎなかったと
ー自分の幸福には、たどり着けない道であったと
どこかで気がつき、傷つき
挫折のような体験を経て初めて
「何かをまちがえていた」と気づくかもしれません
この世界‥いえ、人間社会のなかでは
ー世界的な平和と人権の権威的な組織に於いて
ー国家的に著名な芸能人、組織のなかで
信じられないほどの悪徳が
歴史的に、長きにわたり
行われ続けてきたことを
突き付けられることがあります
そのときの衝撃は、
それを信じてきたひとにとっては
自分の親に対する信頼が
根幹から揺らぐようなレベルかもしれません
結局のところ、外の世界にある
「何か」は頼りないものです
諸行無常
栄枯盛衰
時が経つにつれ
流行り廃れ
善しとされていたものは、
つぎの時代では悪とみなされる
外の世界には、頼れるものなど
本当はなにひとつとして、無いのです
それを悟り、もういちど
あなたへと立ち還ってこれたとき
「本来のあなた」とはなんでしょうか?
まずは
ー観てあげてください
ー聴いてあげてください
あらゆる自分のなかの
憎しみ、悲しみ
後悔、そして嫌悪などに
何らかの、だれかから与えられた
ものさしを当てず
ただただ、観て、聴いてあげてください
そのとき初めて
あなたのこころが、応えを返し始めるはずです
初めはわずかな
ちいさなちいさな声かもしれません
けれど、しんぼう強く
じっと待ってあげていれば
いつかきっと、聴こえてきます
いますぐではありません
いつか、きっと応えてくれます


