ゆだねる
8月10日
読了時間: 2分
このしばらく、九州方面から私のホームページへアクセスしてくださる方々が増えています。理由は、きっと皆さまの置かれている状況と関係しているのだろうと思います。
自分ではどうすることもできない出来事に巻き込まれたとき、人は深い不安や恐怖に襲われます。日々を生きるだけでも精一杯なのに、さらに大きな負荷が重なる。その矛盾ややり場のない思いに、胸が締めつけられることもあると思います。
生きることは、いつも矛盾を孕んでいます。
正しさや誠実さだけでは乗り越えられない瞬間に、誰しもがぶつかります。
泣きたいとき。
誰かに話を聴いてほしいとき。
誰かの声を求めるとき。
わたしたちは、自分ひとりでは生きていけません。誰かに頼り、ときに支え合いながら生きることこそ、本当の意味での「自立」なのだと私は思っています。
いま、苦しみのさなかにある方へ。
生きているだけで、もう十分です。
努力や頑張りができなくても、何者かになれなくても。
あなたは、生きているだけで祝福されるに値する存在です。苦しみは、わたしたちが望むときに去ってはくれません。
ただ、嵐が過ぎるのを待つ時間にも、あなたを支える何かが必ずどこかにあります。
それは動物かもしれません。草花かもしれません。あるいは、人かもしれません。
この一瞬を生きることさえ辛いときもあると思います。それでも、その痛みはいつか必ず和らぎます。あの角を曲がれば、この坂を過ぎれば、少しずつ道が見えてくるかもしれません。すこしずつで大丈夫です。
ひとつひとつの物事を
そして、一日一日を
丁寧に過ごしてゆくだけで、それだけで大丈夫です。


